~悪夢は夢のままで終わらせよう~ 主人公設定
◎煉獄 瑠一郎 (れんごく りゅういちろう)
身長:167cm 年齢:20歳 体重:54kg 階級:癸 日輪刀:変化なし
杏寿郎の双子の弟として育てられるが、実際は血が繋がっていない赤の他人の子である。
瑠火が杏寿郎を出産して一週間程経った頃、瑠一郎の実母らしき女性と共に赤子を発見し、保護したがその直後に女性は死亡する。彼女が「この子だけは、どうか守ってください」と瑠火に言い残したため、瑠火は杏寿郎と共に育てることを決意し、赤子に「瑠一郎」と名付けた。
※実は既に別の名前が実母によって命名されていたが、実母はその名前を言わずに死亡する。
煉獄家の血もしきたりも受けていない為、髪の色は焔色ではなく、癖のない黒髪。切れ長の緋色の瞳をしており、血の繋がっていないはずの瑠火に似た容姿をした美青年である。だが、右半分は、前髪を長くして隠している。これは、幼い頃のとある事件より、槇寿郎に熱湯をかけられ、大やけどを負い右目も失明している為である。この事件がきっかけとなり、瑠一郎は「藤の花の家紋の家」を転々とし、約四年前からは仲のいいしのぶの蝶屋敷に身を寄せ、屋敷の手伝いをしている。
※この件を知り、産屋敷は瑠一郎に自分の屋敷で暮らさないかと提案したが、瑠一郎はそれを丁重に断った。
幼い頃から夢見(予知夢)を見る能力があったが、それについては誰にも相談していなかった(相談しても夢の事なので信じてもらえないと思っていたから)。小さい頃は怖い夢を見たときは、瑠火や杏寿郎に傍にいてもらった事で落ち着く事が出来たが、瑠火が死ぬ夢を見て、それが直後に現実になった事により、眠る事自体が怖くなってしまう。その為、現在では、一日一時間ほどしか寝られないというかなりのショートースリーパーとなり、医者でもあるしのぶからはかなりその辺についても心配されている。
瑠一郎の見る日常程度の些細な夢については、回避する事は可能な事もあるが、〝人の死〟については、遅かれ早かれ必ず現実となっている。これは、しのぶの姉カナエの死を覆そうと動いたが、変える事が出来なかった為、瑠一郎はそう確信していた。その為、杏寿郎の死についても回避できないものだと思い込んでおり、カナエの死をきっかけに「どうやったら自分自身を傷つけずに済むか?」を考えて行動するようになってしまう。
だが、炭治郎との出会いがきっかけでその考えについても改めるようになっていく。
杏寿郎からわざと一年遅らせて選別試験を受けて合格するが、瑠一郎が握っても日輪等の色が変化することはなかった。剣術については杏寿郎を凌ぐほどの才能がある為、鬼狩りをする際についても特に問題なくこなしている。だが、杏寿郎より目立ちたくない事、杏寿郎の近くにいるのが辛いという理由もあり、自分の鎹鴉「我門(がもん)」には、鬼を討った数を誤魔化して本部に報告させている事もあった(しのぶ曰く、ちゃんと報告していれば、甲の位になっていてもおかしくない数である)。その事をしのぶからちょくちょく注意されるが「数が数えるのが苦手」や「間違った数は報告していない」等と言ってやり過ごしてきている。また、二刀流ではないが、瑠一郎は日輪刀とは別にもう一本刀を所有しているが、それは、実母が持っていたとされる刀であり、瑠火が死んだ後に瑠一郎がその刀を見つけ、持ち歩くようになった為である。
話口調は、柔らかく丁寧だが、一部の親しい人では、少し砕けた口調で話す。基本一人称は「私」だが、本気でキレた場合は「オレ」となり、口調も荒くなる。
柱たちとの関係も他のかなり良好であり、瑠一郎のことについて陰口を言っている隊員などを見かけた場合は、容赦なくやられているらしい。
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※オリジナル(捏造あり)→無限列車編(救済あり)。
※原作程度の流血あり。最強夢主ではありません。怪我します。(若干メンタルも弱いです!!)
※ゆるい感じの腐表現があるかもしれません!(というかゆるいのしか書けません!!)
今回初めて夢小説を書いてみたため、主人公設定についてもまとめてみました。
R.3 1/11